英語を習得するためには
2000時間を稼ぐために出来ることはなんでしょうか?ご家庭は英語の歌やテレビなどどんどんつけて、英語を聞かせて差し上げてください。
英語を話す機会を作るのがもちろん一番の近道です。ただ、それが難しい日本では、とにかく読むことと書くこと(自分で文章を作ること)がカギになってきます。言葉やセンテンスを覚えたらそれを使っていくつもの違うセンテンスを自分で作ると初めて自分の言葉として入り、覚えることができます。
フォニックスを学び、読むことを覚えたらとにかく沢山英語の本を読むこと(多読)
絵本から異文化の疑似体験をし、オーガニックな英語(実際に使う言葉や言い回し)を自分のものにすることが一番の近道だと考えています。
英語に触れて、実際にその単語がどのような状況で、どのような時に使われているか何度も見て聞いて経験し、理解し、そして実際に使う機会があってこそ、始めて自分の言葉になります。
単語やフレーズを覚えるには20回、別のシチュエーション・別のセンテンスで出会って初めて自分のものになります。
でも・・・日本でその20回のシチュエーションに出会うことは出来るのでしょうか?
東京インターナショナルスクールの創設者であり理事長の坪谷ニュウエル郁子先生とお話する機会を得ました。
娘さんのために学校を作ってしまった方で、とてもパワフルな方です。
彼女のブログに私のお伝えしたいことをデータを使って分かり易くまとめられているのでこちらでシェアさせていただきます。
----坪谷ニュウエル郁子先生のブログより------
語学学習と必要な絶対時間数とは
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【フォニックスとは】
英語の読み書きの基本であるフォニックスはジョリーフォニックスのメソッドを取り入れています。
視覚・聴覚だけで覚える従来のフォニックスの指導とは異なり、このメソッドは視覚・聴覚だけに頼らず、アクション・歌・触感も使いながら英語の音を身に着けていく方法です。
ジョリーフォニックスはイギリスの小学校で7割近いシェアを誇るプログラムです。
フォニックスを覚えることにより、英語のつづりのルールが分かります。
フォニックスが分かると意味が分からなくても単語を読むことが出来るようになります。
単語が読めると、文章を読み続けられるようになります。
ですのでよりスムーズに多読に移行することを大事にしています。
多読がどうしていいのかは次のページで説明していますが、いろいろな本を読むことにより、同じ単語や文型に何度も出会うことが出来ます。
また、フォニックスを知っているとスペル(づつり)が容易になります。
また、発音の仕方が分かるので、正しい発音と正しいスペル(つづり)を推測できるようになります。
中学生になると突然単語のつづりに苦労するようになります。
中学生になる前にフォニックスをしっかり覚えておくとスペルが容易になるので、つまづき要因が減るのです。