ホーム > 理念・特徴 > 1. 言葉を覚えるプロセス 2. 外国人講師との違いは? 

 

外国人講師 か日本人講師かバイリンガル帰国子女講師か?

外国人講師との違いはなんでしょうか?

 

こんな出来事がありました。2年生の英語だけの授業を参観していた時です。

 

 

その日のターゲットフレーズは"What animal do you like?"  " I like dogs"。

 

 

まず黒板に動物の絵カードを並べて名前をインプット。そしてフレーズをみんなで練習。

 

最後に実践練習として子供たちはパートナーを探してインタビューしあうというものでした。

 

 

みんなとても楽しそうに相手を探してどんどん質問していきます。

 

レッスンの最後に子供たちを6人捕まえて、What animals do you like?ってどういう意味だった?

 

と聞いてみたところ、なんと6人中2人が「分かんない!」と答えたのです。

 

 

1時間かけてやってきた授業がこれではまるで台無しです。"like"(好き)のキーフレーズだけでも

 

日本語で教えないと分からない子供が出てくるんだなと思いました。

 

 

私も日本語を一切使わない授業もやってみました。

 

まず、細かい指示が出来ません。通じませんから。意味の説明もできない。

 

そしてなにより難しいことが出来ない。また、英語オンリーだと分からないと不安に思う子が出てくるので、

 

英語を話すのは極端に控えないといけません。

 

 

英語オンリーの授業ですと、指示が少なく、浅く、シンプルなレッスンプランにしないと出来ないな

 

というのが私の感想です。

 

 

英語で遊ぶだけのレッスンで、意味も分からずオウム返しをさせるのが目的のならばそれでもいいのです。

 

 

ただ、当教室の目的は四技能(スピーキング・リスニング・ライティング・リーディング)を磨くことです。

 

英語も使いますが、日本語が大変「効率的」なので日本語と並行して行います。

 

1時間の短いレッスンです。1分1分が大事な時間です。オールイングリッシュで1時間何を言っているのか

 

推測し続けた上に意味を取り間違えたり、勘違いしたりすることを避け、時間のロスを減らし、遠回りをせず

 

に近道をして英語を理解してもらうため、そして日本語と並行して英語も理解してもらうためにこの方法を取っています。

 

 

ただし、幼児クラスと大人のクラスはオールイングリッシュです。

(難しい場合はしっかり理解してもらうためは日本語でもOKです)