オーストラリアの小学校でのお仕置きの仕方

こんにちは。

Merry's English Class です。

 

オーストラリアの小学校に夏休み中プチ留学した時の話です。2年生の娘が、「先生ねー、すっごく怖いんだよぉ~!!」と言うのです。

 

女性ですが、確かに声も大きいし、目力もあるし、貫禄もあるし、体も大きし迫力のある先生なので、怒ったらさぞかし怖いんだろうなと思っていました。

どうして、と聞くと「あのね、悪いことするとホワイトボードに名前を書かれるんだよ(*_*)?すっごい怖いでしょう?」と言うのです(笑)

 

子供はそんなことが「怖い」んですねー(笑)

 

次の日教室の中にこんな張り紙がしてあるのを見つけました。

 

Consequences

1. A reminder(注意)

2. A warning(警告)

3. Name on the board.  Pay back time lost at play time(ボードに名前記入。休み時間の短縮)

4. Time out in the room (教室でタイムアウト)

5. Time out in our Buddy Class(バディーのクラスでタイムアウト)

6. Time out in the Office(校長室でタイムアウト)

 

 

まず注意をし、警告をする。次の段階がホワイトボードに名前を書き休み時間を短くする。確かに休み時間が短くなるのは子供たちにとってかなりの打撃になるはず。

その次は教室でタイムアウト(隔離)。

←タイムアウトはこんな感じです。

 

それでも問題を起こすと、バディークラスでのタイムアウトとあります。バディーとは低学年と高学年のペアのことです。いろいろな活動でペアで行動させるため世話をする、そして世話をされることを経験できます。とても良いシステムですね。このバディーのクラスに行って一定時間隔離される・・・これは強烈に恥ずかしいでしょうね(笑) 特に高学年の子にとっては・・・!

 

最後に校長室でタイムアウトです。

 

この校長室まで行くまでの段階が明確に壁に掲示してあるのは、分かりやすいですが文化の違いを感じました。

 

ちなみに私が行った小学校は2校とも日本のような机が並ぶ職員室がありません。2校とも職員室は広い部屋でソファーがあり、キッチンもあるので、そこで先生方が集まりお茶をしたりお菓子を食べたりしておしゃべり&情報交換&親交の時間になります。コーヒーも紅茶も自由に飲めます。ですから教室は無人になるので、鍵をかけて子供たちは全員外に行きます。校庭での見守りは交代制です。私も視察&お手伝いに行ったので、職員扱いしてもらえてそこで一緒にお茶をいただいてきました。

 

職員教師は全員子供たちより少し遅れて4時には完全下校します。この完全下校の時間は日本で言う中高一貫校でも同じでした。ただ、事務の人たちは5時ごろだったようです。

 

教科書がないので、教材も全部先生たち自ら作る必要があります。ですので自宅作業は多いとのことでしたがそれでも4時にはもう帰路に着けるというのは日本に比べると夢のようですね。夜の11時ごろまで残業することも多々ある日本の先生方、本当にお疲れ様です。

 

あざみ野Merry's English Class(横浜市青葉区)

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